お腹のなかで最も大きい臓器は肝臓です。
そして最も多くの仕事をしているのも肝臓です。
そんな肝臓には、年を重ね高齢犬になると様々な
できものができます。
お腹のエコー検査をしてもらい、肝臓に影がある、
できものがある、肝臓の数値が高い、
と言われたことはありませんか?
犬の肝臓にできるできものについてまとめていきます。
良性?悪性?
肝臓に影があると言われた場合すべて癌なのでしょうか?
症状と診断
多くの場合は無症状でたまたま検査にて見つかります。
肝臓のしこりが大きくなった場合はお腹が張ったように見えることもあります。
治療と余命
検査においてしこりが切除可能であった場合は、
完治する可能性も高く、長生きすることが可能です。
塊状のしこりを完全に取りきることができた場合は、
生存期間は平均1460~1836日と言われています。
また、再発率は0~10%程度と極めて低いです。
ただし、手術は簡単ではなく、手術中に大出血を引き起こし術中に死に至る可能性も少なからず存在している手術です。その確率は5%といわれています。
基本的に根治を目指せる治療は外科治療しかありません。放射線な抗がん剤はあまり効かないでしょう。
まとめ
歳を重ね急に腫瘍を宣告され、絶望的な気持ちになることがあると思います。
しかし、腫瘍の種類によっては治療によって長生きすることができます。
この肝臓の腫瘍もそのひとつです。
そう言われても、ほとんどの場合は加齢性の良性変化であり、一部の悪性腫瘍も治療することが可能です。
ただし、血管肉腫やリンパ腫など一部の極めて悪性腫瘍が肝臓にできる場合もありますので、
正しい診断と治療をすることが望まれます。
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