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獣医師が伝える犬猫の病気や治療の実際 

猫の目やにやくしゃみはヘルペスウィルス?

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春になり花粉症の時期になると、

鼻のムズムズ、目の不快感がひどい方も多いかもしれません。

お家の猫ちゃんは大丈夫でしょうか?

目やに、くしゃみは出てませんか?

猫ちゃんに目やに、くしゃみに対する考え、自宅でできる対応をお話しします。

目やに、くしゃみの原因は?!

猫ちゃんに目やに、くしゃみを引き起こす原因の多くは

ヘルペスウィルスと呼ばれるウィルス感染症です。

これは前回お話しした予防ワクチンに含まれている猫ちゃんに重要な3種のウィルスのひとつです。

これらのウィルスは結膜や鼻粘膜などで増殖し、

結膜炎や鼻炎を引き起こします。

このウィルス感染症が直接的に命に関わることは稀ですが、

多くは細菌やカビが二次感染し重篤化します。

鼻炎や結膜炎がひどくなると猫ちゃんは不快感や嗅覚の低下から食欲が低下したり、

目を掻きすぎて目に傷がついたり、ときに眼に穴が開くこと(角膜穿孔といいます)もあります。

治療

治療としてまずできることは点眼点鼻です。

二次感染が重篤化している場合は、点眼、点鼻だけでなく全身的な治療が必要ですが、

軽症の場合は下記のような市販の目薬でもほとんど治癒します。

1日2~3回、両目両鼻(鼻の穴に滴々と1滴)

ただし、明らかな緑色の目やにが出ている場合や症状が重度の場合は動物病院の診察を受けてください。

ウィルス以外の二次感染には抗生剤や抗真菌剤が必要です。

基本的にこのヘルペスウィルスは自己の免疫力により治癒します。

画期的な治療はなく、二次感染を防御しながら免疫力を高め、自然治癒を待ちます。

また、ヘルペスウイルスにできるだけ感染しないように、また症状をできるだけ緩和する目的で、

ヒトと同じくワクチン接種を行います。

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