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猫のくしゃみと鼻の腫瘍~がんかもしれない特徴的な症状~

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猫ちゃんはよくくしゃみをします。

その原因は何でしょうか?

若い子であればその多くは鼻炎です。

猫ちゃんはヘルペスウィルス感染症が多く、

よくネコ風邪と呼ばれるのはこのウィルス感染症です。

ねこかぜの原因ヘルペスウイルス

お家の猫ちゃん、目やに、くしゃみ、ヘルペス?大丈夫?自宅で目薬

しかし、年齢を重ねてひどくくしゃみや鼻水を飛ばす場合は、

鼻炎だけではなく鼻腔内の腫瘍であることは少なくありません。

では、どのような症状のとき腫瘍を疑うのか?

どのような検査をすべきか?

どんな腫瘍が多いでしょうか?

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鼻腔内腫瘍の症状

鼻炎の症状との1番の違いは、

鼻血がでる

・顔の形が変形している

この症状がある場合は腫瘍の可能性が高いので、

早く動物病院にかかってください。

その他、今までよりあまりに頻度が多い場合や、

鼻水に左右差がある場合なども気になる症状になりますので検査をすべきです。

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どのような検査をすべき?

まずは鼻のレントゲンを撮ります。

腫瘍の場合は鼻まわりの骨を破壊してる場合があるためです。

また、症状が強い場合や、腫瘍が疑わしい場合は血液検査など全身精査を行います。

最終的に腫瘍の疑いが強い場合は、全身麻酔をかけてCT検査で鼻腔内を細かく観察し、

組織生検を行って診断をつけます。

では、この結果どのような腫瘍が多いでしょうか?

これは日本で集められた最新のデータがあります。

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鼻腔内に発生する腫瘍ランキング

1位リンパ腫ー約40%

【経験談】猫のリンパ腫 ~どうなる?予後は?完治する?実際の抗がん剤治療例~

2位 鼻腔内腺癌ー約20%

3位 扁平上皮がんー約5%

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これは、組織生検を行った際の診断結果に基づいてますので、

実際にくしゃみをしている際の病気の割合ではありません。

ただし、鼻血や顔面変形などの派手な症状を示す場合は、なるべく早くに診断をつけ治療をしてあげましょう。

リンパ腫は猫ちゃんで極めて多い病気でありますが、

治療の早さや内容によっては十分治療してあげられる病気です。

なによりも早期発見、早期治療です。

早期発見に少しでもつながる情報をお伝えしていきます。

リンパ腫が完治した猫ちゃんのおはなし ~最後まであきらめない大切さ~
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