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獣医師の本音 ~なるために・年収・生活~

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まず、獣医師は動物好きにはとっても素晴らしい職業です!

さまざまな仕事内容がありますが、すべて動物につながる仕事です。

しかし、なるにはかなり狭き門であると同時に収入面や激務など、生活面の不安がネットによく書かれています。

今回は、子供に獣医師になってほしい方、将来獣医師になりたい方、獣医師の伴侶をお探しの方へ、ネットの誤情報を改め、ほんとのところをお話しします。

獣医師になるために

まず、獣医師になるためには、国立ないし私立の獣医学部のある大学に入ること、それだけです。

人気の割に定員が少ないためとても倍率が高いため、医学部と同じくらい狭き門と言われます。

特に国立獣医系大学はさらに一発勝負の試験であり、定員がさらに少ないため難易度があがります。

優秀な高校でキレのある賢い方は現役で合格が目指せますが、そこに自信がない方は浪人での合格を目指します。

実際に多くは一浪して入学している人が大半で、現役入学が2、3割でしょうか。

本気で浪人で勉強すれば私立大学は定員が多いのでなんとか受かれる可能性があります。

私立大学も国立大学も学ぶ内容も卒業後の働き方、進路も全く同じです。

しかし、学費が大幅に違いますので、お金持ちのご家庭でなければ、奨学金等の助けが必要かもしれません。

大まかな目安として、国立大学は年約50万前後×6年

私立大学は年約200ー250万前後×6年です。

詳細は各大学のホームページでご確認ください。

入学してしまえば、しっかり6年間大学に通い楽しくとても大変な動物の勉強をすれば、多くは国家試験は問題なく合格し獣医師となります。

獣医師の生活・年収

獣医師の仕事は実はとても多岐にわたります!

6年生のときにどんな獣医師になりたいか考え自分で決めます。

例えば、動物病院の臨床医、牛豚鶏馬の産業動物医、動物園の獣医師、水族館の海獣医、各都道府県の公務員、国家公務員、研究員などが多い職種です。

各職種によって生活スタイルはかなり異なりますが、最も激務になりうるのは動物病院臨床医でしょうか。

動物病院臨床医は各動物病院によって勤務形態は異なりますが、勤務時間は基本的に長いです。帰宅は早くて夜の8~10時でしょうか。

動物の命に夜も休日もありませんので、われわれの時間は動物の健康状態に委ねられます。

動物を前にしたら全力を尽くす本能が獣医師には備わってますので、そこに手は抜けません。

みんなもれなく動物が好きなので趣味と仕事の境目がなく、本人は苦ではありませんが、家庭事情はまた別かもしれませんね。

年収は初任給は一般的な企業とあまり変わらないかもしれません(300~400万前後)。

その後は獣医師30代でほかの職種の40代の平均年収(500万~600万前後)をもらう程度でしょうか。

各職種や勤務地により差はありますが、大きくは変わりません。

また、開業医の院長クラスになると年収約1000~2000万となります。

まとめ

狭き門であったり激務による生活や年収面などさまざまな不安がつきまとう獣医師ですが、

今まで様々な獣医師に出会ってきましたが、

どの獣医師もなによりも動物が大好きであるとゆうブレない信念をもっています。

そのブレない気持ちがあれば、苦しい勉強や浪人生活も乗り切れますし、激務も何とも思いません。

獣医師になるためには、頭ではなく心の強さと動物愛が必ず必要!というのがすべての答えかもしれません。

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