猫ちゃんの慢性腎不全は猫ちゃんを飼ったことがある方は一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
猫ちゃんはもともと乾燥地帯の生き物ですのであまり水を飲まず乾燥に耐える生き物です。
そのため生活の中でもわんちゃんみたいにゴクゴク水を飲まないので脱水しがちです。
この脱水こそが腎不全につながります。
今回は、猫ちゃんが遅かれ早かれ悩み、苦しみ、命を奪う病気である腎不全にならないようにできることをお話しします。
腎不全の原因は?
まず猫ちゃんが慢性腎不全になる原因を理解しましょう。
腎臓はとっても大切な臓器なので、犬も猫もヒトも左右2つありますが、一度ダメージを受け機能が低下すると回復できない儚い臓器です。
そのダメージを与える原因として、猫ちゃんで一般的に多い2つの原因が加齢(脱水)と尿路結石です(その他、中毒や遺伝性、腫瘍性などさまざまです)。
高齢になるとこれらを原因として、ヒトや犬と比べ物にならないくらい多くの猫ちゃんが慢性腎不全になります。
しかし、この病気は飼い方の改善により大幅に発生を減らすこと、軽減することができます。
こんな飼い方は🆖
以下のような飼い方に該当する猫ちゃんは要注意です。
・トイレがひとつ
・ごはんが市販の安めのジャンキーなDry
・水をあまり飲まない、水も置きっぱなし
まず、猫ちゃんはトイレにとても厳しく神経質です。少し汚れていたりするとトイレを我慢したり、ストレスで血尿が出たりします。
同居の猫とひとつを共有なんて絶対だめです。
また、ジャンキーな安いドライフードは、肥満のヒトが毎日コンビニの冷凍食品を食べているのと同じです。ずっと続けていると、肥満になったり、尿路結石ができやすくなり、腎不全に直結します。
腎臓は左右にあるので、片方が結石で詰まったり、機能が低下しても見た目はとても元気で、血液検査でも異常がでず気づかないまま慢性腎不全になっていることがとても多いのです。
また、猫ちゃんは食事から水分を摂取する生き物なので、ジャンキーなドライフードを食べて、飲水が少なければ継続的な脱水があり、将来的に腎臓病になってしまいます。
では、どうすべきでしょうか?
猫の飼い方の鉄則
答えは
水をよく飲み、おしっこを快適にいっぱいして、ストレスなく過ごすこと
これが猫ちゃんを飼ううえでの鉄則です。
そのためにすべきことは
①快適なトイレを複数設置すること
②猫ちゃんがよく水を飲む組成のフード、結石に配慮したフードを食べること
③よく飲む水をよく飲む器で与えること
この3つです。
過去に尿路結石になったことがある猫ちゃんは尿路系のフードを生涯食べていていいと思います。
尿路系フード
ここまでお話しした方法で、尿路をケアするためのおすすめの商品を一部だけご紹介します。
まず、トイレは正直市販のトイレでいいです。こまめに替えて複数を綺麗に保ちます。
フードは缶詰めを食べてる猫ちゃんとドライフードだけの猫ちゃんでは生涯水分摂取量が大幅に違うと言われてますので、
缶詰めを食べる方が腎臓にはいいです(柔らかいものばかりでは歯がよごれやすいですが)。
色々売られてますが、ヒルズのc/dがコスパが高いです。大きなペットショップにはたいてい売ってます。
また、尿路に全く問題がなく、慢性腎臓病の猫ちゃんは、また別の腎系フードが適しています。
尿路系フードは、まずは500gサイズでお口に合うかのチェックからすべきです。
缶詰めはシチュー缶と粗挽き缶がありますが、入院の子の食い付きをみると圧倒的に粗挽き缶がいい印象です。
これは、粗挽きなのでペロペロと舐めながら食べる猫ちゃんが食べやすく、嗜好性もかなり高いです。
尿路を考慮した水素水
水に関して、水道水でもいいと思いますが、
動物用の水素水等を飲まされてる飼い主さんも最近は多いです。
結石の形成にはミネラルが関与してますので、その配慮はとても大切だと思います。
実は尿路結石は地域性もあり、それは地域ごとの水道水のミネラル成分の差であるとも言われています。
【ペットの贅沢水素水】まとめ
猫ちゃんの泌尿器の病気についてまとめましたが、
犬猫はいかに飼い方、予防が大切かを病気になってから認識され、頭を抱えられることが多いと思います。少しでもためになれば。
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