犬猫と生活をする中で投薬での悩みはつきまといます。
過去に投薬困難な犬猫に対する方法を簡単にご紹介しましたが、
自分の知る限りの商品と自分を含めた飼い主の評価・経験をもとにランキング形式で列挙します。
使い方や詳しい投薬方法は過去の投稿を参考にしていただければと思います。
【投薬の基礎】犬猫への㊙️投薬方法
動物病院に行きたくさんの内服薬を処方され、頭を抱えたことはありませんか?健康で食欲旺盛な子であれば好きなご飯に混ぜちゃえば簡単で、食に貪欲で内服に一切困らない子は読む必要はありません。以下のような方へ[…]
①位:投薬用ちゅーる
猫のごほうびと言えばちゅーる。
どんなしんどい子もちゅーるなら食べてくれることは多いです。
ちゅーるに混ぜてお薬をあげられてる方も多いと思います。
しかし、ペロペロとちゅーるだけ舐めとられて、薬だけ残されることはありませんか?
この投薬用ちゅーるは普通のちゅーるより粘度が高いので、
薬を包み込めるのでちゅーるだけ舐めとられなくなります。
自分から食べない子もこれに包んで、歯茎に塗りつけることで半強制の投薬も可能になります。
また、おやつとしても普通に使えます。
ちゅーるがそもそも嫌いな子は使えませんので試す必要はないと思います。
ちゅーる好きな子で投薬やサプリメントが必要な子にとってはめちゃめちゃ便利で長期的にコスパNO.1。
オススメできる子:ちゅーる大好きな子、何かに混ぜるとくすりだけ残してうまく舐めとる子
オススメできない子:ちゅーるも食べれない子
②位:投薬棒
おやつ混ぜが困難な子で、手で口にほりこむのが苦手な方や噛まれる恐れがある方はこの投薬棒を用いることで、
安全にかつ確実に口の奥に薬を送り込むことができます。
自分も噛まれたくないし、1回で終わらせてあげたいので基本的によくこれを使います。
他の投薬グッズ(スポイト、カプセル、猫袋)と組み合わせることでさらに確実になります。
先っぽはシリコンになってるので口を傷つけることもないので、とても使いやすいです。
様々な形状が出回っており試してきましたが、下のタイプが最も取り回ししやすいです。
顔回りを触れない猫ちゃんには使えませんが、
短時間なら我慢できる子なら、間違いなくこれで飲ませられます。あとは、技術です。
オススメできる子:短時間は我慢できる子、ちゅーる作戦が無理な子
オススメできない子:捕まえられないのら猫
③位:ピルクラッシャー×投薬スポイト
処方される錠剤によっては大きくて猫ちゃんには飲みにくい場合があります。
また、錠剤ではどうやってもうまく出されてしまう子の場合は薬を砕いて、
液体にといて、またはカプセルにつめこんで投薬します。
液体にとく場合は少し味がばれないように味のついた液体に溶いてあげるほうが確実です。
オススメできる子:液体ならペロペロ飲ませられる子
オススメできない子:苦い薬や抗がん剤を飲んでいる子
④位:ピルポケット
ドライフードなどご飯をばくばく食べる子は、
このピルポケットに薬を完全に包み込んでご飯に忍ばせることで食べてくれることがあります。
粘土のようになってるので、錠剤を完全に練り込んで隠せるのがメリットです。
オススメできる子:食欲旺盛な子、ちゅーるより固形派な子
オススメできない子:固形を好まない子、食欲が少しでも落ちている子
⑤位:カプセル
錠剤によって(ステロイドや下痢止め)はとても苦かったり、
泡だらけになってしまう場合は、錠剤が舌に直接つくことが原因です。
ピルカッターやピルクラッシャーによって小さくした錠剤をカプセルにつめこんであげることで錠剤のストレスがなくなります。
また、小さな薬を複数飲んでいる子はカプセルにひとつにまとめて投薬することができます。
ただし、カプセルは無理!とゆう方はこれは使えませんね。苦味がなければ!とゆう方へおすすめです!
投薬棒の先にもはめ込みやすいので、組み合わせることで力を発揮します。
#5が最も小さいカプセルで、それ以上は猫ちゃんには大きく逆に飲みにくくなります。
オススメできる子:苦いお薬を飲んでいる子
オススメできない子:カプセルが嫌いな子
⑥猫袋
猫ちゃんは自宅での投薬や爪切り、皮下点滴の場合、暴れまわったり、すぐ逃げていってしまいます。
そのような子は猫袋にいれることで手足が自由に動かせられなくなり、
確実に短時間で処置を終えてあげることができます。
もちろん猫ちゃんにストレスを与えてしまいますが、
長時間にわたってなんども下手に格闘されるよりはよっぽど短時間に終わる方がストレスが少ないです。
これは爪切りや点眼など様々な用途で使えます。
オススメできる子:逃げ回る子
オススメできない子:袋に入れれない子
⑦ピルカッター
処方されている錠剤が大きい子は、自宅でピルカッターで、小さく割ることで飲みやすくなります。
また、崩れないように錠剤で処方してもらい、自宅で分割し投薬することもできます。
ハサミや包丁で代用される方がいますが、その場合、一部砕けてしまったり、正確に分割ができません。
これならパチっと綺麗に確実に自由に割ることができます。
投与量に微妙な調節が必要な動物ならでわですが、投薬が多い一家には、ひとつはあって困らないです。
オススメできる子:大きい錠剤を飲んでいる子
オススメできない子:錠剤の問題ではない子
⑧投薬ケース
分割した状態で多数処方されていたり自宅で分割した場合、袋に入っている錠剤がボロボロになってしまったりします。
そうすると最後の方の錠剤は正確な分割よりも小さくなってしまいます。
また、毎日投薬をしている場合、飲み忘れや家族間での重複投与などの混乱を生じることがあります。
あらかじめ投薬ケースにその日飲む分を入れておくことで家族間での与え間違えと薬の砕けを防止することができます。
これはマメな飼い主さまはよく使われてるイメージです。
オススメできる子:家族で飼われている子、毎日複数投薬をする子、分割された薬を処方されている子
オススメできない子:短期間の投薬の子
まとめ
様々なパターンの子、ご家族がおられるので、どの投薬方法がふさわしいかは千差万別です。
そのなかで、様々な飼い主さまと猫ちゃんに試して頂いた中で、より快適な投薬に近づけたグッズをご紹介しました。
各グッズは組み合わせることでより快適かつ確実な投薬が可能となります。
その子にあった方法で、短時間に確実に、がなによりも大切です。ご参考になればと思います。
また、治療にあたっては、薬と同じだけ栄養の管理も大切になります。
ステロイドなどの薬ばかりのんで痩せたり、食べる量が少なくて痩せたり、腎不全でご飯を限られたり、犬猫の幸せの基本として食事も併せて見直すことが、犬猫のHappinessに繋がります。
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