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【部位別】犬の発生率高い腫瘍~それぞれの特徴・治療・余命~

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まぶた『マイボーム腺腫』

まぶたの腫瘍はわんちゃんにおいてよく遭遇する腫瘍の 1つで すが、そのほとんどが良性のマイボーム腺/皮脂腺腫であり、

悪性の腫瘍の確率はわずか 2 %前後とされています。

大きさや経過から悪性の可能性が疑われる場合は、全身麻酔での細胞診検査や手術を必要とします。

また、腫瘍が大きくなり眼球の角膜に傷をつけてしまう場合は良性であっても切除を検討します。

眼球『メラノーマ』

眼球腫瘍は眼内出血(前房出血)や炎症(ぶどう膜炎)水晶体の脱臼、緑内障に伴う痛みや視覚異常などの症状を示し見つかることが多いです。

ただし、腫瘍の診断はとても難しく、

各眼科検査にに加えて超音波検査や CT/MRIなど画像検査を併せて可能な限り正確に評価します。

その理由は、眼球腫瘍の治療および確定診断は眼球摘出という外科手術によってのみ行い、その後の視覚や外貌に大きな影響を与えるためです。

ねこちゃんの眼球メラノーマはとても多いですので、参考にしてみてください。

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鼻腔『腺癌』

わんちゃんの鼻の中の腫瘍は中高齢になると比較的多く発生します。

疑わしい症状としては1~2週間続く治らない鼻水や鼻血を示す場合です。

この症状として腫瘍以外には、

鼻炎(細菌性、真菌性、異物性、歯源性)や鼻咽頭ポリープなどです。

急なくしゃみ鼻水は歯周病からくることも多いですので、まずその可能性を疑います。

口唇/マズル『組織球腫』

組織球腫は3歳未満の若い犬において頭部、耳、四肢にも っ とも多く発生する良性腫瘍です 。

1 ~ 4週間で急に1センチほどまで大きくなり、ピンク色をしています。発症後多くの場合は 1~2カ月以内に免疫活性化によって自然に退縮する ため経過観察を行います。

口の中『メラノーマ』

口腔内メラノーマは高齢のわんちゃんの口の中の腫瘍で最も発生頻度が高く、かつ悪性度も高い悩ましい腫瘍の代表格です。

詳細を下記にまとめます。

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耳の中『耳垢腺癌』

犬の耳の腫瘍は、外耳炎のように外耳道の慢性的な炎症が耳垢腺の変化を起こし、腫瘍化すると言われています 。

わんちゃんの耳の中のできものは約60%が悪性腫瘍であり耳垢腺癌が最も多いとされています。

しかし、転移率が低い腫瘍ですので、可能な限り積極的な外科的摘出が望まれます。

胸の中『胸腺腫』

胸の中の肺以外にできる腫瘍として多いのが胸腺腫という腫瘍です。

詳しくは下記にまとめています。

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肺『肺腺癌』

犬の肺腫瘍は無症状の健康診断でたまたま発見されることも多く、約3割のわんちゃんで無症状
であったとの報告されています 。

症状がある場合は発咳が認められ、そのほかに呼吸促拍や元気消失、体重減少なども認められるとされています。

呼吸が早い際の対処法を下記にまとめています。

心臓『血管肉腫』

血管肉腫はわんちゃんに発生する腫瘍の中で最も悪性度が高く、悩ましい腫瘍です。

下記に詳しくまとめています。

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のど『扁平上皮癌』

前述のメラノーマの次に口のなかにできやすい腫瘍が扁平上皮癌であり、転移は少ないものの局所浸潤性が強いためとても悩ましい腫瘍です。

のどの奥や扁桃にできる場合も多く、その場合はのどの痛みや声の変化、嚥下困難などの症状から見つかることも多いです。

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くび(のどぼとけ)『甲状腺癌』

のどぼとけの付近にある内分泌臓器である甲状腺が腫瘍化した場合を甲状腺癌と言います。

わんちゃんでは比較的遭遇する腫瘍です。

下記に詳しくまとめています。

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胃『腺癌』

小腸『リンパ腫』

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盲腸『GIST(消化管間質腫瘍)』

大腸『ポリープ』

肝臓『肝細胞癌』

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膵臓『インスリノーマ』

副腎『腺癌/褐色細胞腫』

腎臓『腎腺癌』

膀胱『移行上皮癌』

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精巣『セルトリ細胞腫ほか2つ』

包皮『肥満細胞腫』

卵巣『顆粒膜細胞腫』

子宮『平滑筋腫』

膣『線維腫』

肛門『肛門周囲腺腫/癌』

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骨『骨肉腫』

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皮膚『肥満細胞腫』

乳腺『乳腺腫瘍』

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